尾瀬ヶ原トレッキング
尾瀬ヶ原は群馬県、福島県、新潟県の三県にまたがる
標高1,400mの高地にある日本最大の山地湿原です。
尾瀬国立公園に指定されており、ごみの持ち帰り運動発祥の地で
日本の自然・環境保護運動の象徴とも言われています。
そんな尾瀬ヶ原に梅雨入り前の6/16にトレッキングに行ってきました。
私の大好きな場所で今回で7回目の来訪になりました。
アプローチ
6/15夕方 仕事が終わりそのまま関越自動車道に乗り北上します。
一週間の疲れはたまっていますが久々の山に気持ちは上向きです。
沼田まで長い道のりを走ります。
途中夕食や休憩をしっかり取り、ゆっくり沼田を目指します。
日付が変わる前に沼田健康ランドという施設に到着しました。
この日はここで宿泊して明日の早朝に尾瀬に向かいます。
6/16早朝 戸倉に向け出発します。
途中コンビニにより軽食と飲み物を確保します。
予定通り乗り合いバスが走り始める5:30前に到着しました。
身体が起きていないせいか準備に時間がかかり
始発を乗り過ごして次のバスに乗り込みます。
曇り空の鳩待峠に到着しました。
梅雨入り前の晴れ間を期待してきたので晴天を祈ります。
鳩待峠は鳩待山荘と休憩所が建て替え工事中のため物々しい感じです。
2025年のオープンとのことで次に来る頃には新しい鳩待峠が見られそうです。
こちらは前の休憩所です。
無くなる前に見られて良かったです。
鳩待峠といえばこのイメージです。
アヤメ平へ
今回は尾瀬ヶ原の前にアヤメ平に向かいます。
未踏の場所なので楽しみです。
まずは休憩所の裏手、工事現場の脇を抜けて登山道へ入ります。
正直しばらく迷いました。
さほど勾配のない樹林帯の道を進みます。
朝の澄んだ空気が気持ち良いです。
天気が回復してきたようで日の光を感じます。
この後の景色に期待が膨らみます。
樹林帯の中ですが木道が出てきました。
拓けたところに出そうです。
気持ちよく拓けた場所に出ました。
横田代という場所です。
早速水芭蕉が出迎えてくれました。
この時期に来たのは水芭蕉が見たかったのが目的の一つです。
ワタスゲとタテヤマリンドウですかね。
かわいい花々に癒されます。
丘陵の上にある湿原なので景色が抜けていて気持ちが良いですね。
ワタスゲの大群生です。
天気も大分回復してきました。
横田代を後にしてアヤメ平を目指します
気持ちの良い道を進んでいきます。
小高い丘を登っていきます。
中原山に到着です。
本当に何もないので通過します。
また、開けた場所に出ます。
アヤメ平に到着です。
燧ヶ岳がきれいに見えます。
池塘に気持ち良い風が吹いています。
奥に見えているのは平ヶ岳でしょうか。
アヤメ平も最高に気持ちの良い場所です。
人の込み具合も考えるとかなりお気に入りの場所になりそうです。
もう一つ寄りたい場所が富士見峠です。
昔はメインの登山口となっていたとの事です。
小屋もあったようですが2022年に撤去されています。
昔はにぎわっていたのでしょうか。
現在はトイレしかないようですがそのトイレも閉鎖されています。
最後に富士見田代から燧ケ岳を眺めて丘陵部を後にします。
尾瀬ヶ原へ
尾瀬ヶ原に向けてひたすら下ります。
標高にして500mほどですから結構下ります。
土場というところを通過します。
ここからが本格的に下るようです。
白樺の気持ちの良い森を下ります。
階段もしっかりしていて歩きやすいです。
長沢という表示を通過します。
すると勾配が緩くなってきました。
いよいよですかね。
尾瀬ヶ原に出ました。
目の前には竜宮十字路、奥には景鶴山が見えます。
まずは竜宮小屋に向かい小休止します。
尾瀬ヶ原まで下りてくると人の数が急に増えます。
さて山の鼻に向けて歩きます。
好天の青空に至仏山と尾瀬ヶ原。
何度来ても、何度見ても良いです。
振り返ると燧ケ岳。
格好の良い山容です。
木道脇に咲く花、コオニユリでしょうか?
アヤメ平で見れなかったアヤメも一輪だけ咲いていました。
堪能しながら歩を進めます。
大分至仏山も大きくなってきました。
沢の流れに沿って水芭蕉が群生しています。
山の鼻に到着しました。
ここでしっかり休憩を取りコーヒーをいただきます。
しっかり尾瀬を楽しんだのでこれで鳩待峠に戻ります。
標高差は200mほどなのでゆっくりとした勾配の登りです。
鳩待峠に戻ってきました。
最後が登りなので下山って感じではないですが下山です。
この後は尾瀬ぷらり館で汗を流して車で帰路につきました。
何度も訪れている尾瀬ですがやっぱり良いです。
眺望、匂い、吹く風がいつ来ても気持ちよく迎えてくれます。
アヤメ平、初めて行きましたがいい場所でした!
少しずつ変わっていく尾瀬ですが次に来るときには
リニューアルが済んだ鳩待峠が見られるように計画したいと思います。
コメント